【EF65 2101】 JR神戸線を走行
- 2018/09/02
- 01:18
~最近の撮影から~
このところ、JR貨物新鶴見機関区所属のEF65 PFは更新色塗装をしなくなり、どんどん国鉄色に回帰しています。
もはや未更新期が全廃されたので、更新機との識別が不要となったとはいえど、趣き深い傾向かなと思います。
日本航空もかつて完全民営化を機に鶴丸マークを廃止し、サンアーク塗装に統一されていった訳ですが、このところまた鶴丸マークに回帰してきました(その経緯としては思わしい訳ではないようですけどね)。やはりオリジナルを身に纏うというのは、これはこれでしっくりきます(JALは鶴丸マークがオリジナルという訳ではないですが)。
JR貨物塗装は、当方は実は好きな塗装でして、少し前はEF64基本番台、ED79 50番台、EF81 500番台、最近ではEF65 PFなんかは滾るものがあります。むしろ国鉄時代のPFの塗装は、窓周りが灰色Hゴムということもあったのかもしれませんが、なんとなく弱弱しい印象を、個人的に勝手に抱いておりました。
ただ最近のJR貨物大宮車両所で塗られてくる青系統の色は、どちらかと云うと深めの青で、しかも艶々(前面警戒色のクリーム色も含め)で、黒Hゴムの引き締まり具合も相まって、国鉄時代のPFの塗装よりもはるかに華やかな印象を受けます。特に順光条件下でその印象が強いです。
そんななかで、もとEF65 1101/現2101号機は、新製配備が当時の東京機関区だったそうで、九州特急牽引の重責を担っていたということになります。そんな機関車も2003年3月19日付でJR貨物に譲渡となり、その後青プレ更新機の一両として、地味な存在ですごしてきていたといえるのでしょう。今回、ナンバープレートがクリーム塗装で、さらに銀塗装文字という昔を偲ばせる姿で出場してきたことで、この機関車の歴史を知るきっかけとなりました。
ただ、めぐり悪く、百済までは2018年8月13日に5087レで到着したものの、同月16日に5086レにて発ってしまったとのことで、四国運用にはまわりませんでした。
ようやく四国運用75レに充当されたのが、8月31日。天気は下り坂でしたが、でもこれは撮っておきたいと思いたち、出掛けてきた次第です。
2018年8月31日 75レ さくら夙川-芦屋
NikonD3s AF-S NIKKOR 500mm F4G ED VR+TC-14EIII
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