神岡重連紀行

　当時一度ねらってみたかったのが、この東八尾駅西側の掘割だったのです。と云うのも1位側先頭で撮影するのに、高過ぎず低過ぎず、キャブ屋根よりやや高いと云った丁度良いポイントがここしか見つけれられなかったという訳でして。が、薮がひどくて多少の積雪があったくらいでは、撮影はおろか掘割の縁に立つことすら困難でした。
　確か2002年頃この掘割がきれいに刈り払われまして、無雪期の写真は既に弊ブログに貼付したとおりであります。今回は同地点での降雪期のものを貼付したいと思いますが、何ぶんこの日は吹雪が酷すぎました。掘割の縁ですとやや低かったため、4段マーク7を目一杯伸ばし、可変長三段脚立によじ登っていたのもですから、ただでさえきつい向かい風を、さらに風を受ける格好となり容赦なく大粒の湿り雪がバケヨン前玉に着雪していきました。ハンドタオルを前玉に撮影寸前までかけ続けなんとかピンを出しましたが、除雪列車以外でここまでの猛吹雪に見舞われたのはこの時をおいて他はなかったかと思います。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2002年頃　5882レ越中八尾-東八尾　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　PENTAX67II　400mmF4ED RHPIII
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